2014/10/06

カリフラワーのロースト

最近野菜をローストして食べるのにはまっています。
すこし大きめに切って、オリーブオイルをかけてじっくりとローストすると、野菜の甘みが引き出されて、とっても美味しくなるんです。
オーブンに入れておけばできるという手間がかからないところもお気に入りです。

なかでも一番のお気に入りは、カリフラワーのロースト。

カリフラワーって、茹でたり、シチューに入れて食べたりするくらいしか食べ方が思いつかなかったのですが、バンクーバーの人気レバノン料理レストラン Nuba で、こんがりローストされたカリフラワーを食べて以来、ローストしたカリフラワーの美味しさに病みつきになってしまいました。

うちでも作れないかな?と思って検索してみたところ、やはり同じことを考えている人がいるようで、自分で作ってみたレシピを掲載しているブログがいくつか見つかりました。インターネットで見つけた他の人のレシピを真似して何度か作っているうちに、ちょっとずつ自分好みの味になるように調味料の種類や分量を調節して、今のレシピに落ち着きました。

Nuba では、これって唐揚げですか?と思うほどこんがりと、油もたっぷり使ってローストされています。すごく美味しいのですが、調子に乗って食べ過ぎてしまうと油が多くてもたれてしまうので、我が家では油少な目・レモン汁多めで作っています。

材料
カリフラワー  1個
レモン     1個
クミン     大さじ2
オリーブオイル 適量
塩・胡椒    少々

1. カリフラワーの葉を取って、花房を切る


2. レモンを絞る



3. レモンの絞り汁とオリーブオイル、クミンを混ぜてソースを作る
    オリーブオイルは、レモン汁と足して100cc くらいになる量で作っています。



4. ソースをカリフラワーにかけて、全体にいきわたるように混ぜる



5. 耐熱容器に入れて、200度(華氏の場合は400度)に熱したオーブンで45分ローストする
    途中、カリフラワーをひっくり返すとまんべんなく火が通ります。


6. 焦げ目がついたらオーブンから取り出して冷ます



7. 食べる前に塩・胡椒で味を調える
    私は塩・胡椒なしで食べてしまいますが、お好みで。



酸味を抑えたい場合は、使用するレモンの量を半分にしてください。また、オリーブオイルを多めに使うとローストというより「揚げ焼き」のようになって、しっかり食べ応えのある仕上がりになります。

2014/06/30

3Dプリンターやレーザーカッターが使える MakerLabs に行ってきました

MakerLabs の受付


ダウンタウンイーストサイドの少し南に位置するマウント・プレザントは、新しいコンドミニアムの建設が進み、急速に開発されていっている一方、アーティストレジデンスやギャラリーなどがある面白いエリアです。

そのマウント・プレザントの中心、メインストリートとブロードウェイの交差点のすぐ近くに、MakerLabs という3Dプリンターやレーザーカッターなどのツールや、それらの使い方を学べるワークショップを提供しているスタジオがあります。

なかなか面白そうな場所で以前から気になっていたのですが、会員制なのでそう気軽に入ることができません。ちなみに会費は月額$100 だそう。

今回は、夫や夫の友達が開催しているクリエイティブコーディング(プログラミングでアートを作ること)のミートアップ Processing Vancouver Meetup が MakerLabs で開催されることになり、ミートアップ参加者は会員でなくとも MakerLabs に入ることが出来るというので、これは行くしかない!と張り切って行ってきました。

MakerLabs で使えるツールは、レーザーカッター、3Dプリンター、CNCルーター、3Dスキャナー、ビニールカッター、木工用具などなど。そして、とにかく広い!10,000 スクエアフィート、およそ 929 平方メートルもの作業スペースがあります。スペース全体の広さがわかるような写真がないのが残念ですが、本当に大きなスペースです。

MakerLabs で使えるツールのワークショップも開催されているので、ツールを使って何か作ってみたいけどやり方がわからない...という人でも安心して始められるのがいいですね。

この MakerLabs は今のところソフトオープン中だそうで、営業日が水曜日から日曜日までと限られています。
7月4日金曜日にグランドオープニングを迎え、それ以降は週7日営業になる予定とのことです。7月4日にはグランドオープニングを記念したパーティが開催されるほか、5日(土)、6日(日)とスタジオが無料開放されるようです。パーティも無料で入場できるようなので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。パーティでは Moshimoshi も展示予定です!

パーティについて詳しくはこちらを参照してください。 http://www.makerlabs.ca/party/

MakerLabs
221 E 10th Avenue, Vancouver
hello@makerlabs.ca

MakerLabs 入ってすぐの作業スペース

3Dプリンター

レーザーカッター ワークショップ当日は誰かが作業中でした

2014/06/18

バンクーバーの日本人サッカーファンとして地元紙にインタビューされました。パブリックビューイングやってます!

W杯が始まり、毎日サッカー漬けの生活を送っています。
カナダでは、公共放送局 CBC (日本で言うところの NHK)のウェブサイトで試合の生中継を無料で観ることができるので、テレビがなくてもばっちりW杯を楽しめます。

先日、バンクーバーの地元紙に、日本人のサッカーファンとしてインタビューを受けまして、本日オンラインでインタビュー記事が公開されました

日本のサッカーファンはどんな感じか?日本のW杯でのベストゴールは?好きな選手は?といった質問に答えています。インタビューは電話だったのですが、ちょっと緊張して、鈴木選手のゴールについて長く話しすぎてしまいました。

インタビュー記事の中でも触れられていますが、日本の食料品などを取り扱っているコンビニ屋さんと、バンクーバーの日本語メディア LifeVancouver さんに協力していただき、バンクーバーで日本戦のパブリックビューイングを企画・開催しています。

第一戦のコートジボワール戦は土曜日だったということもあり、400人ほどのサポーターが集まって、みんなで日本を応援しました。
次の試合は明日 木曜日午後3時キックオフです。
前回に引き続き、みんなで日本代表を応援したいと思います。

2014/06/16

International Yarn Bombing Day 2014

Yarn bombing、ヤーンボミング という言葉を知っていますか?
bomb (爆弾)という言葉が入っているので、ちょっと物騒に聞こえるかもしれませんが、ヤーンボミングとは、編み物を使ったストリートアートのことで、グラフィティニッティングとも言われるそうです。

2011年に、カナダの編み物アーティストJoann Matvichuk さんによって International Yarn Bombing Day というヤーンボミングの日が設定されました。この日はみんなでヤーンボミングしよう!という日です。
今年は6月7日(土)が International Yarn Bombing Day で、バンクーバーで Yarn Bombing に参加される方々からお誘いを受けて見学に行ってきました。

Davie と Bute の交差点近くにあるレインボーカラーのピクニックテーブルで皆で編み物をして、できたものを周辺に飾っていこうという予定でした、が...

なんと行ってみると ピクニックテーブルがペンキ塗り立てでした!



その辺でテーブルを動かしていた係の人に聞いてみて、だいぶ乾いてきているので、座ってしまうことにしました。



ちょうどお昼時だったので、みんなで昼ご飯を食べながら...私は近くのケバブ屋さんで買ったラップサンドを食べましたが、みなさんは新しくオープンしたMaumi Sushi というお寿司屋さんで天丼と唐揚げをテイクアウトしていました。唐揚げを一つ頂いたんですが、サクサクでとても美味しかったです。

Maumi Sushi の 唐揚げ 美味しかったです


生まれて初めての編み物
私は編み物をやったことがなかったので、カメラを持っていって撮影だけしようと思っていたのですが、Hine Mizushima さんに道具をお借りし、簡単な編み方を教えてもらって、紐状のものを編みました。一点に集中できるので、やってみると結構楽しいんだなと思いました。私は結構、もくもくと集中して作業するのが好きなので(ランニングとか...)。

みなさんの作った作品はとってもかわいかったです。私も編み方を勉強して色々作れるようになりたい!そして編み物に LED を組み合わせて光らせたい!と思いました。

色んな色がミックスされたかわいい毛糸

ドロップのようなかわいい編み物オブジェ
きのこ

編み物をしている途中で用事があって抜けなければいけなかったので、飾るところまではいられませんでしたが、後日カメラを持って再び yarn bombing 会場を訪れてみました。


木につるされた編み物

きのこ

腹巻き状態

流木にきのこ

きのこのアップ


きのこのアップ

きのこのアップ

残念ながら流木のきのこたちは、きのこ狩りにあってしまったようで、数日後にはすっかりなくなってしまっていました。
来年はもっと色んなものを作って Yarn Bomb したいと思います。

2014/06/09

Vancouver Mini Maker Faire - もしもし

6/7、8 の2日間 PNE で開催された Vancouver Mini Maker Faire というイベントに、夫 chimanaco が制作に関わったインスタレーション「Moshimoshi」を見に行ってきました。


中心に雲の形をした白いオブジェがあり、その周りに6つの空き缶が設置され、空き缶と雲が紐状の LED で接続されています。

作品の名前 Moshimoshi はもちろん日本語の「もしもし」からきています。
出展応募用紙に作品名を記入する際にたまたま私が居合わせていて「もしもしにしたらー?」と言ってみたらそれがそのまま採用されました。

糸電話に発想を得た作品で、空き缶の中にはマイクが設置してあり、マイクに向かって話しかけると、音に反応して LED の色が変わります。糸の振動で音が伝わる糸電話のように、Moshimoshi では、光が空き缶から雲へと伝わっていく様子を見ることができます。



自分の声で光が変化するというインタラクティブな仕組みで、特に小さな子どもたちに人気がありました。空き缶はマイクスタンドに設置されているので、高さを自由に調節することができます。

Maker Faire とは、Make: という工作や DIY の雑誌を発行している Maker Media Inc が主催する DIY のイベントです。2006年にカリフォルニアで始まり、今では東京も含む世界の様々な都市で開催されています。
バンクーバーで行われたのは Mini Maker Faire という、Maker Faire のラインセンスを取得してインディペンデントに開催することができるイベントです。Maker Faire と Mini Maker Faire は、TED と TEDx のような関係でしょうか。

私が行ったのは2日目の会場が閉まる2時間ほど前だったこともあって、比較的空いていました。クラフト系よりもメディアアート系の出展者の方が多かったように思います。また、流行ものということで 3D プリンタの出展が多かったです。

当日の会場の様子など、写真をいくつか Flickr にアップしました。また、のちほど自分が気になった展示のレポートを更新したいと思います。




2014/05/13

ハーフマラソンで去年より20分タイムを縮めることができました

久しぶりのブログになってしまいました。

今年の抱負のひとつに、「去年より良いタイムでハーフマラソンを走る」というのを掲げていましたが、抱負の通りに、5月4日に開催されたバンクーバーマラソンのハーフマラソンの部で、なんと去年のタイムよりも20分も速くゴールすることができました。今日はそのことについて少し書きたいと思います。


体系だったトレーニングの効果
タイムを縮めることができた一番の理由は、自己流ではなく体系だったトレーニングを行ったということだと思います。去年のトレーニングは、長距離走をするだけというシンプルなものでした。しかも走っていたのは週末のみでした。今年は、ランニングルームというカナダのランニング用品店が開催しているトレーニングプログラムに参加し、週5回トレーニングを行いました。長距離走だけでなく、坂道トレーニングやトレイルラン、ピッチ走など、走るコースやペースも色々あり、とても充実したトレーニングでした。1月からトレーニングを始めて、3月と4月は月間走行距離が100kmを超えるという「これってちょっと本格的なランナーなんじゃないの?」と思えるレベルまで走り込みました。私は子供の頃から運動が、特に走ることが苦手で大嫌いだったのですが、ここまで来ると完全に苦手を克服できたんじゃないかなーと思います。


雨も功を奏した
レース当日は雨で少し寒かったのも、タイムを縮めるのに役立ったように思います。
去年は天気が良く、景色を楽しみながら走ることができましたが、暑くて暑くて後半はかなりバテていました。やはりみんな暑かったのか、後半の給水所で水がなくなってしまっていたのも辛かったです。今年は雨で靴や顔が濡れて走りにくかったという面がありましたが、それでも暑いよりは大分マシでした。走っていると身体が熱くなって、暑い日はかなり体力を消耗してしまうので、雨が身体を冷やしてくれた今年は私にとってはすごく走りやすかったです。


声援が力になった
レース当日、背中に「KAGAWA 10」と書いてあるサッカー日本代表のユニフォームを着て走りました。最初は私の衣装に気付く人なんていないんじゃないのかな〜、と思っていたのですが、イングリッシュベイ周辺に HIS の「のぼり」をかかげた方々がたくさんいらっしゃって、ユニフォームを着ていたおかげで、皆さんに日本語で「がんばれー!」と声をかけていただきました。他にも沿道で応援してくださっている日本の方からたくさん声をかけてもらい、本当に力になりました。また、走っている最中に他のランナーから「香川似合ってますね!」と日本語で話しかけられたのも嬉しかったです。去年は初めてのハーフマラソンで緊張していたこともあって、あまり沿道の声援に意識を向ける余裕がありませんでしたが、今年は沿道の声援が本当に嬉しかったですし、より「頑張って走ろう」という気持ちになれました。


ゴール直前に考えたこと
18km地点では既に自分が目標タイムよりも速く完走できることがわかっていました。
その時は、嬉しかったと同時に「ゴールしたら終わってしまうんだな」と少し残念にも思いました。今年はレースに向けて去年よりも真剣にトレーニングしていたこともあって、自分にとってのレースはレース当日だけではなく、トレーニング開始の1月から始まってずーっと続いていたように思います。1月から、本番のレースを終えるまでの全てが、私にとってのバンクーバーマラソンでした。
ゴールラインが見えた瞬間には、4ヶ月間行ってきたトレーニングを思い出し、感極まってちょっと涙が出そうになりました。そこで泣いてる場合じゃない!と思い直し、ゴール直前の100メートルはダッシュで走り抜きました。

自分が自分でやると決めたことをやり抜いて、自分で設定した目標を達成する。意思の弱い私は、そんなこと今までに数えるほどしかできたことがありません。自分でやり抜くことができたという経験は、今後の自分の人生においても貴重な経験であり続けるだろうと思います。


そして、以前から今年のハーフマラソンの結果を経て考えようと思っていたのですが、来年はフルマラソンを目指すことにしました。おそらく同じバンクーバーマラソンのフルマラソンの部に出場することになると思います。
フルマラソンを完走した人というのは、地球上の人口のうち1%しかいないそうです。そのたった1%に自分が入れるよう、来年の5月に向けて頑張りたいと思います。


2014/03/11

ハーフマラソンに向け部活並みのトレーニングをしています



昨年に引き続き今年もバンクーバーマラソンのハーフに出場する予定です。
2年連続で同じレースに出るので、去年と比較して少しでも記録を向上したいと思い、今年はトレーニング方法を変えてみました。
去年はずっと1人でひたすらジョギングだけしていましたが、今年はもっとしっかりトレーニングしてみようと思い、近所のランニングショップが開催している有料のランニングクリニックに参加することにしました。

このクリニックが結構本格的というか、なんと週に5回も走るスケジュールになっていて、そのうちの3回(日、水、木)は店に集合してクリニック受講者全員で走るんです。まるで中高生の部活のようで、学生時代に一生懸命スポーツをやっていなかった私にはとても新鮮です。

曜日ごとのスケジュール

曜日ごとのスケジュールはこんな感じです。
  • 日曜日 LSD
  • 月曜日 休み
  • 火曜日 テンポ走(自主練)
  • 水曜日 坂道トレーニング
  • 木曜日 講習会+ジョギング
  • 金曜日 休み
  • 土曜日 ジョギング(自主練)


その日に走る距離もあらかじめ決められていて、最初は短い距離から始まって、徐々に距離を伸ばしていくようになっています。
講習会では毎回ランニングシューズメーカーの広報の方や整体師さんなどを招いてランニングに関する話を聞いています。特に栄養についての話が興味深かったです。ランニングと栄養については長くなりそうなので、また別の機会に書きたいと思います。


LSD

LSDというのは、ロング・スロー・ディスタンスの略で、長い距離をゆっくり走るトレーニングです。
LSDの日は朝からお店に集合して、同じレースに出る人たちで目標ペース別にグループを組んで走っています。
ハーフマラソンは、2時間以内、2時間15分、2時間半の3つのグループがあり、私は一番遅い2時間半のグループで走っています。
先週は、雪の中、スタンレーパーク内のトレイルを走ったので、鋪装された道を走るよりも体力を使いました。毎回新しいルートを走れるので、飽きなくていいです。
平坦な道だけでなくアップダウンのあるトレイルコースを走れるというのも気に入っています。多分1人だったら距離を伸ばすことだけに注目して、あまりアップダウンのあるコースを走らないだろうな〜と思うので。。。
去年のトレーニングではずっと海沿いの平坦なコースを走っていたので、本番当日のコースで後半にゆるやかな上り坂に差し掛かった時にかなり苦しくなったんです。
今年は上り下りともに苦しまずに走れる筋力と心肺機能を身につけたいです。


テンポ走

レースでスパートをかける時のペースより少し遅いスピードで5km程度走る練習です。
テンポ走の時はいつものジョギングよりも1km辺り20秒程度速くなるよう走っています。
ただ、そのペースを掴むのがなかなか難しくて、特に15分くらい走ると身体があたたまって自然とスピードが上がって速くなりすぎてしまうので途中で苦しくなることも。
ちょっと精進が必要です。

坂道トレーニング

photo: Rinnet Stowe
坂道トレーニングでは、軽く1kmほどジョギングした後で、400メートルの坂道をダッシュで登り、下りは歩きもしくはゆっくり走る、というのを繰り返しています。往復回数は3回から始まって毎週1回ずつ回数が増えていっています。
このトレーニングは、脚の筋肉を鍛えることと、高負荷の運動と低負荷の運動を繰り返すことで心肺機能を強化するという目的があります。私のような陸上初心者は誰かに指導してもらわないと1人ではなかなかできないトレーニングです。かなり体力を使うきついトレーニングですが、終わった後は気分爽快になります。坂道トレーニングを始めてから平らな道を走るのがとても楽になったので、本当にクリニックに参加して良かったと思っています。これからレースに向けてトレーニングしようと思っている方がいたら、是非坂道トレーニングを取り入れることをおすすめしたいです。

団体で走るのは苦手だったけど...

もともと1人で走りたいタイプなので、最初の1、2回はトレーニングに参加するのがかなり苦痛でした。3回目くらいからは同じようなペースで走る人たちと仲良く話せるようになって、少しずつ楽しくなってきました。1人だと気が楽な分、「今日はなんか走りたくないからいいや」とさぼってしまうこともあるんですが、グループで走るとなると、ちょっとプレッシャーもあって、1人で練習しているよりもさぼりにくくなります。辛くて苦しい坂道トレーニングの時に、お互いに声をかけて励ましあって走れるというのもすごく良いです。


体重の話

このトレーニングは1月から始めましたが、最近、自分の身体が少し締まってきた感じです。体重は3kg減、体脂肪率は6%くらい落ちました。
いまいち信頼できるかわかりませんが、タニタの体重計で測っている分には、体内年齢が30歳から23歳へ、7歳も若返りました。本当かなあ...。
体重が重ければ、その分だけ多く酸素が必要になるので、できればレース当日までにあと3kgくらい体重を落としたいです。食べる量を減らせば体重は落ちますが、あまり少なくしすぎてしまうと力が足りなくて走れないので、そこのバランスを見極めないといけないですね。しっかり長い距離を走る筋肉がつくように、なるべく高タンパク低脂肪、それから炭水化物の質に気をつけて食べるようにしています。食事について詳しくは、ランニングと栄養についてのブログ記事で書きます。

2014/01/19

歩くと光るLEDスニーカーを作りました

夫と2人で、歩くと光るLEDスニーカーを作りました。

すごいでしょ?

でも、この靴の作り方は Adafruit のチュートリアルページで公開されていて、誰でも作れるようになっています。

私たちも、公開されているチュートリアルの通りに作りました。

自分も作ってみたい!けど、チュートリアルは英語だから、細かいことがよくわからない!という人がもしもいたら、日本語に翻訳してみましたので、参照してみてください。



Firewalker LED Sneakers 作り方 日本語訳

この記事は Adafruit Learning System の Firewalker LED Sneakers チュートリアルの翻訳です。



写真や回路図などは、Adafruit のサイトを参照してください。


概要

URL http://learn.adafruit.com/firewalker-led-sneakers/overview


足下をライトアップしよう!LEDストライプとAdafruitのウェアラブルエレクトロニクスプラットフォームFLORAで、ハイカットスニーカーを最先端のスタイルに。このスニーカーは、踵部分のベロスタット歩行センサーを使って、歩くたびに燃えるようなアニメーションを描きます。

このプロジェクトは裁縫やハンダ付け作業を伴います。プロジェクトを始める前に Getting Started with FLORA ガイドを読むことをおすすめします。

このプロジェクトは、Phillip Burgess aka Paint Your Dragon とのコラボレーションです。すてきな写真は John de Cristofaro が撮影してくれました。Risa Rose によるプロジェクト協力、そしてAnamanaguchi のAri がモデルをしてくれました。

必要なもの


スニーカー1足につき、必要なものは以下の通りです。

その他にも:
  • 目の細かい紙ヤスリ
  • セロハンテープ
  • Permatex 66B 接着剤 (または、LEDのシリコンカバーと靴の素材を接着できる接着剤なら何でも)
  • チャコペン
  • 普通の糸
導電糸とセンサーを縫い付けるために針を使います。
LEDストリップの取り扱う時はニッパーとワイヤーストリッパーを使います。
よく切れるハサミがあると裁縫が楽しくなります。

*注)ここに書いてある以外にも必要なもの
ハンダごて、ハンダ、ハンダごてを拭くスポンジ、10センチ程度の導線6本

回路図


*注)図は上のリンク先を参照してください。

ベロスタットセンサー(次のステップで説明します)はグラウンド(GND)と、D9と記載されたパッド(このパーツはA9でもあります。アナログインプットとして使用します。)に接続します。

LEDストリップ DIN -> FLORA D6
LEDストリップ +5V -> FLORA VBATT
LEDストリップ GND -> FLORA GND (どれでも)
単4電池パックはFLORAのJSTコネクターに接続し、靴紐の下にしまいます。


ベロスタット歩行センサーを作る

URL http://learn.adafruit.com/firewalker-led-sneakers/make-velostat-step-sensors


踵のかたちに切り抜いたベロスタットに、ループ状にした導電糸をテープで貼付けます。電動糸の片側はベロスタットから45センチ以上はみ出るようにします。

反対側の足用に、同じようにベロスタットを切り抜き、導電糸を貼付けます。

ベロスタットをひっくり返し、裏側にも導電糸をループ状に貼付けます。糸の長い方は、表側と同じようにベロスタットからはみ出るようにしますが、表の糸と裏の糸との間隔は5センチ以上開けるようにします。

回路のテスト


3本撚りのリボンケーブル*をNeoPixel LED ストリップ基板のパッドにハンダ付けします。
*注)私たちは3本撚りではなく、普通の導線を使いました。

回路図を参照に、センサーとLEDストリップをアリゲータークリップで接続します。FLORAに、以下の通りサンプルコードをプログラムします。このコードでは自作センサーの測定*ができます。
*注)このサンプルコードがプログラムされた状態でセンサーをテストすると、Arduinoのシリモニターアルでセンサーが動いているかどうか確認できます。

Arduinoのシリアルモニターを開き、ガムテープやプラスチックのコップなど丸みのある物でベロスタットセンサーを押します。スクリーンにセンサーの値が表示されます。
回路には60個のLEDが接続されているので、USBポートから出力する電力が足りない場合もあります。私たちのパソコンでは、オンボードUSBポートからは60個光らせることができましたが、キーボードのUSBポートからはできませんでした。

以下のプログラムは、どのUSBポートからでもテストできるよう、LEDストリップの最初の10ピクセルだけが光るようにコーディングされています。
*注)実際のコードは上記URLからコピーできます。


センサーをFLORAに縫い付ける


まずは靴のどの位置にFLORAを縫うか決めましょう。私たちはハイカットの上の部分を選び、今回使用しない2箇所のパッド(D12とSCLがちょうど良かったです)に普通の縫い糸を通して縫い付けました。

センサーについている導電糸の一方を針に通し、踵に近い位置から靴に縫い付けていきます。もう一方の導電糸も同じように縫い付けます。2つの導電糸は、あまり離れないように縫い付けてください。

糸をピンと貼って、センサーを踵に固定します。私たちはセンサーを靴の中敷の下に設置しました。

もしも靴の素材が固く、縫い付けるのが大変な場合、ワイヤーストリッパーで針を掴むと縫い付けやすくなります。

それぞれの導電糸をFLORAの近くまで縫い付けます。外から糸が見えるのが嫌な場合は靴の素材にかくれるように縫います。

回路図を参照に、一方の糸をFLORAのGNDパッドに、もう一方をD9パッド(アナログインプットとして使用)に縫い付けます。

導電糸は靴の内側で玉結びにし、結び目を接着剤などで固定し、余った糸を切ります。

これでセンサーのテストができます。長めのUSBケーブルでパソコンと片方の靴を接続し、Arduinoのシリアルモニターを開きます。歩くたびにセンサーの値が変わることに気付くでしょう。もう片方の靴も同じようにテストします。



Neo Pixel LED ストリップを靴に接着する

URL http://learn.adafruit.com/firewalker-led-sneakers/attach-neopixel-led-strip


LED をしっかりと接着できるよう、ソールのつるつるしたゴムの部分に紙ヤスリをかけます。

ソールを完全にきれいにするため、ゴム部分の表面をアルコールで拭き取ります。LEDストリップの裏側も同じように拭き取ります。

できるだけ靴を曲げてみます。チャコペンで、一番曲がっている箇所をマーキングします。チャコペンでマーキングした箇所には接着剤をつけないようにします。

靴の外側、内側、両方とも同じようにマーキングします。

汚れても大丈夫なように、作業スペースに不要な紙を敷いて、ゴム手袋を装着します。誤って接着剤をこぼしてしまった時のためにペーパータオルも手の届くところに置いておきましょう。
のり付けの際に輪ゴムと爪楊枝も使います。
踵の内側部分から、靴のソールに少量の接着剤をつけ、LEDストリップを貼っていきます。

踵の周囲に接着剤をつけていきます。必要であれば爪楊枝で接着剤を広げてください。

LEDストリップを付け、上から輪ゴムで固定していってください。

チャコペンでマーキングした箇所の間は接着剤をつけないでください。そうすることで、靴が曲がったときにLEDストリップがソールから浮くようになります。LEDストリップは横に曲がるようにできていないので、靴に固定されてしまうと、靴が曲がった時にストリップ内の回路が割れてしまう可能性があります。

引き続き全体に接着剤をつけていきます。歩く時に曲がるところは避けるようにしてください。

接着開始地点に戻ったら、ワイヤーストリッパーを使ってLEDストリップを切断します。

防水のため、LEDストリップのシリコンカバーの切断面に接着剤を少量付けて密封し、接着剤が完全に乾くまで、およそ24時間、輪ゴムを使って固定します。


ファイヤーウォーカーコード


サンプルコードで靴をテストしたら、燃えるように輝くアニメーションを描くようアップグレードしましょう。以下のコードをコピーし、Adafruit のArduino IDE を使ってあなたの靴のFLORAにプログラミングしましょう。
*注)実際のコードは上記URLからコピーできます。


履いてみよう!


Neo Pixel LEDストリップは防水ですが、FLORAの回路はむき出しなので、もしも雨が降ってきたら脱いでくださいね。

靴の曲がるところを避けてLEDストリップを貼付けましたが、LEDストリップに圧力がかかりすぎると割れてしまうので、長持ちさせるためには気をつけて着用してください。

2014/01/04

2014年の抱負

あけましておめでとうございます。
日本のみなさんより一足早く1月2日からいつも通り仕事でしたので、年末も年明けもわりと普通の日々でした。

今年の抱負は以下の3つに決めました。

1.作る方も食べる方も、色んな料理に挑戦する
2.ハーフマラソンを去年より良いタイムで完走する
3.いつ解雇されてもいいように備える


1.作る方も食べる方も、色んな料理に挑戦する

日本の食材が比較的手軽に手に入るので、バンクーバーに来てからというもの日本に住んでいた時よりも和食を作る機会が多くなりました。
それはそれでいいんですが、せっかく各国からの移民が多い街に住んでいるので、保守的にならずに色々な料理に挑戦したいと思います。
さっそくムンバイ出身の友達に南インド料理を教えてもらう約束を取り付けました。
私も夫も胃腸がそこまで強くないので、肉やあぶらっぽいものがあまり食べられませんが、半分くらいは和食で、あとの半分は和食以外に挑戦するという感じでいきたいなと思います。
グルテンフリーやベジタリアンのレシピも挑戦してみたいです。

2.ハーフマラソンを去年より良いタイムで完走する

さっそく今年もバンクーバーマラソンのハーフマラソンに申し込みました。
去年も完走しているので(タイムは遅すぎるので内緒にしておきます)、今年は去年より良いタイムで完走したいと思います。
ということで、去年は1人で走るだけのトレーニングでしたが、今年はRunning Roomという近所のランニング用品店のハーフマラソンクリニックに登録して、週1回は同じレースに出る皆さんと一緒にトレーニングすることにしました。
今週の木曜日から始まります。
雨シーズンはジムばかりで、長い事外を5キロ以上走っていないので、ちょっと心配ですが、レースは5月頭なのでそれまでに身体を整えたいと思います。
タイムを良くするため、それと膝への負担を減らすために、体重も落としたいと思います(これが一番の難関か)。

3.いつ解雇されてもいいように備える

先月突然同僚が解雇されたのをきっかけに、自分もいつ解雇されるかわからないという恐怖心を持つようになりました。
いつ解雇されるかというのは自分が決められることではなくて、会社が決めることなので自分ではコントロールができません。
解雇だけでなく、会社の経営がうまくいかなくなってレイオフされるとか、会社そのものがなくなってしまうとか、そういう可能性も全くゼロではありません。
この恐怖を乗り越えるためには、解雇されないようにするよりも、自分がいつ解雇されても、それを機にもっと良い環境で働けるよう準備をしておく方がいいかなと思うに至りました。
特に英語でのコミュニケーション力(ミーティングの司会とか、交渉とか)と、プロジェクト管理力(特に予算とコスト管理)を向上させたいと思っています。
今はぼんやりとしたプランしかないので、今月中に色々と具体的なことを考えたいと思います。


今年やってみたいこと


抱負と直接関係ないですが、その他に今年やってみたいこともいくつか...

スノーシューで5時間くらいのハイキングをする
WordPressの使い方を勉強する(講師は夫)
瞑想する
3日くらいインターネットのない環境にこもる
旅行する

こんな感じです。なんだかこうやって抱負を書いてみるとエネルギーに満ちあふれた人みたいですが、休むときはちゃんと休んで、頑張りすぎずにボチボチとやっていきます。

今年もよろしくお願いします。