2013/11/23

グルテンフリー生活 間食編

前回はグルテンフリー生活の外食編を紹介しましたが、今回は間食についてです。
グルテンフリーのスイーツ専門店やオーガニック系スーパーに行くと、グルテンフリーのクッキーやマフィンなどがたくさん並んでいます。でも、ちょっとお高いんですよね。それに、敷居が高くて、なかなか気軽に買いに行けなかったり… 。
ということで、今回は、特別なお店に行かなくても買えるグルテンフリーのおやつをご紹介します。

LARA BAR



アップル味とピーナツバター味
 LARA BAR はドライフルーツとナッツでできているバータイプのお菓子です。小麦由来の成分はもちろん、添加物も砂糖も使われていません。
これは、家の近くのドラッグストアでグルテンフリーのお菓子はないかな?と探していた時に見つけました。お店にはアップル味とピーナツバター味が置いてあったので両方買ってみました。

中身はこんな感じ、ナッツがぎっしり入っています
ナッツがぎっしりで食べ応え十分、腹持ちもとても良いです。忙しいときの朝ご飯にもいいかもしれません。


お煎餅


日本から遊びに来た友達が買ってきてくれたお煎餅

お米でできているお煎餅やおかき。味付けに使われるお醤油やアミノ酸系の調味料は小麦が使われていることが多いので、少しのグルテンでも体調が悪くなってしまう場合は避けた方が良さそうです。でも、健康目的でグルテンフリーを試してみようと思っている人、自分の食生活からグルテンの量を減らしたいという人なら問題ありません。
写真のお煎餅は日本からバンクーバーに遊びに来た友達がお土産に買ってきてくれたものですが、お店で手焼きしているだけあって、とても美味しくて、もったいないので本当に少しずつ大切に大切にいただいています。
バンクーバーでもアジア系スーパーや日本食品を取り扱うお店でいろんなお煎餅が比較的気軽に購入できるのが嬉しいですね。

ポテトチップス


メープルベーコン味のポテトチップス 味は想像にお任せします
ポテトチップスはカロリーが高く、ジャンクで不健康なイメージが強いですが、グルテンを含まないじゃがいもからできているのでグルテンフリーです。
調味料にもよりますが、グルテンフリーのものはパッケージをよく見てみると「Gluten Free」と書いてあります。
写真は厚切りで美味しいKettle というポテトチップス、いろんな味がありますが、スーパーで見てみたところ全種類のパッケージに「Gluten Free」と書いてありました。カナダならではの味(?)ということで、メープルベーコン味なんていうのもあるんですね。
無性にジャンクなものが食べたくなってしまったら、グルテンフリーのポテトチップスをおすすめします。ただし、ダイエット目的でグルテンフリーに挑戦する場合は、辞めておいた方が無難です。

ビール



最後に、これは間食とはちょっと違いますが、グルテンフリーのビールを紹介します。
お酒が好きな私にとって、このグルテンフリーで何が一番つらいかってビールが飲めないことなんです。
でも、パスタとかクッキーとか、グルテンフリーのものが色々あるんだから、きっとグルテンフリービールもあるだろうと探してみたら、意外と簡単に手に入ることがわかりました。写真の Omission というビールは BC リカーストアで購入できます。6本でおよそ$17とちょっと高めなところがネックですが、味の方はかなり美味しいです。

ただし、このビールは大麦から作られていて、製造の過程でグルテンを取り除いているそうなので、セリアック病の患者さんたちの間では本当に安全なのかどうか疑問の声もあがっているようです。
こちらのブログ記事では150以上のコメントが寄せられて大きな議論になっています。Should Celiacs Drink Omission Beer? http://glutendude.com/gluten/should-celiacs-drink-omission-beer/
ということで、グルテンで体調が悪くなってしまう方は慎重になった方がいいかもしれません。


以上、グルテンフリーでも楽しめるおやつ(とビール)をご紹介しました。
私は普段からどちらかというと辛口のものが好きで甘いものはあまり食べないので、しょっぱいものを中心にご紹介しました。バンクーバーにはグルテンフリーのスイーツが食べられるお店もたくさんありますし、チェーンのコーヒーショップでもグルテンフリーのお菓子を取り扱うお店もありますので、甘い物が気になる方はぜひ試してみてください。

グルテンフリー生活 外食編

グルテンフリーを実践しようとすると、自炊している分には自分で食材選びに気をつければ良いのですが、外食になると細かいところまではコントロールできないのが難しいです。家族や友達と外食する時にグルテンフリーのお店じゃないと…と気を遣わせてしまうのは避けたいところですが、バンクーバーにはグルテンフリーメニューに対応しているお店がたくさんあるので安心です。
今回はグルテンフリー期間中に私が外食で利用したお店を紹介します。

平日のランチ編

Shizenya
http://shizenya.ca

自分でお弁当が作れればベストなのですが、忙しかったり面倒くさかったりで作れないことも多く、職場の近くにあるShizenyaさんによくお世話になっていました。
Shizenyaさんは玄米を使っているお寿司屋さんです。寿司ファンが多く、健康志向の強い人も多いバンクーバーではかなり人気の高いお店のようです。
最初は「お寿司に玄米なんて...」と思っていましたが、Shizenyaさんの玄米は皮が破れて中の白米の部分が表に出ている炊きあがりなので、柔らかく粘り気もあって、これがなかなか美味しいんです。

お寿司以外にも、カレーや照り焼きチキン定食などのメニューもあって、色々選べるのが嬉しいです。グルテンフリーのものはメニューにしっかりと記載していあるので安心です。

ランチのカレーコンボ 

休日のブランチ編

ACME cafe
http://www.acmecafe.ca

私はもともとパンよりお米の方が好きなので、30日くらいならパンを食べなくても平気だろうと思っていました。でも、グルテンフリー生活を始める前はほとんど毎日のようにパンを食べていたためか、しばらく食べないでいたら「どうしてもパンが食べたい!」と思うようになってしまいました。

ということで、お休みの日にグルテンフリーのパンを使ったサンドイッチが食べられるお店に行ってきました。

お店の外観


ACME Cafe は、ガスタウンの中でもチャイナタウン寄りの場所にあるカフェです。休日はブランチを楽しむお客さんで賑わっています。このお店では全てのサンドイッチのパンをグルテンフリーに変更することができます。

私はベジサンドイッチのパンをグルテンフリーに変えてもらいました。
サイドメニューは、スープ、マカロニチーズ、ポテトチップス(!)の中から選べるのですが、ウェイトレスさんが「グルテンフリーのメニューが良ければ、ハッシュドポテトかフルーツの盛り合わせでも大丈夫だよ」と言ってくれたので、フルーツを選びました。

グルテンフリーのパンで作ってもらったベジサンド

グリルされたサンドイッチは、ローストペッパーやズッキーニ、マッシュルームが入っていて、ベジとはいえかなりのボリュームでした。美味しくて食べ応えもあってかなり満足です。

一緒に行った夫は、ブルーチーズ入りのオムレツにグルテンフリーのトーストを添えて食べていました。写真を取り損ねてしまいましたが、そちらもとっても美味しそうでした。


友達と晩ご飯編 


Cafe Luxy
https://www.facebook.com/pages/Cafe-Luxy/128775357146575

ここは Davie Street にあって、ずっと前から気になっていたお店です。お店の前に「グルテンフリーはじめました」という看板を出していたので近々行ってみようと思っていたところ、友達から「Davieに美味しいパスタのお店があるから行こうよ」と誘ってもらったので行ってみました。

お店の看板に「グルテンフリーはじめました」
お店に入ると接客をしてくれたお姉さんが「こんにちは!」と日本語で挨拶してくれました。「昔阿佐ヶ谷に住んでたのよ〜」とのこと。まさかバンクーバーで中央線沿線の話をするとは思いませんでした。

スパゲティプッタネスカをグルテンフリーでお願いします、と注文して出てきたのが写真のパスタ。スパゲティではなくて短いペンネです。どうやらグルテンフリーのパスタは今のところペンネのみ扱っているようです。
今のところグルテンフリーはペンネのみの様子
味の方は塩気が強めで私好みの(ワインに合う)味でした。パスタと一緒に頼んだホットブロッコリーのサラダもとっても美味しかったです。

パスタを出しているお店は、お願いするとグルテンフリーパスタに替えてくれるところが結構あるみたいです。どこのお店でも大体$1〜$2 と、ラーメンのトッピングと同じ位の値段で対応してくれます。



ということで、平日のランチ、休日のブランチ、それから友達との外食で訪れたお店を紹介しました。ここで紹介したお店だけでなく、バンクーバーでは、本当にたくさんのお店でグルテンフリーのメニューが食べられます。メニューに「Gluten Free」や「GF」などと記載があったり、またメニューに書かれていなくても、お店の人にグルテンフリーのメニューはあるか聞いてみると色々と教えてくれます。
グルテンフリーが気になっている方は、まずは今度外食する機会にグルテンフリーのメニューを探して試してみてはいかがでしょうか?




2013/11/02

グルテンフリーダイエット20日とちょっと経過!の中間報告

さて、気付いたらグルテンフリーを始めて20日とちょっと経過していました。
ゆるーく挑戦しているので、そこまで頑張っている感が無く、気付いたらこんなに時間が経ってしまいました。
30日間があっという間に終わってしまいそうなので、ひとまずここで中間報告をして、最後までやり通すやる気を奮い立てたいと思います。


とりあえず朝ご飯の支度が面倒くさい



いきなり面倒くさい話で恐縮です。開始10日目にも全く同じことを言っていますが、何よりも一番実感しているのがこれです。今まではパンをトーストしてバターを塗って、余裕があるときは卵やサラダもつけて、という朝ご飯でした。パンが食べられない今、お米やキヌアの朝食を支度しようとすると、朝今までよりも早く起きるか、前日から準備しておく必要があります。さっさっと朝食を用意して食べていた習慣がなかなか抜けず、面倒くさくて朝食を食べずに出社することもしばしば。おなかがすいてあんまり良くないですね。



相変わらず、いつもよりむくみが少ない

グルテンフリーを始めてすぐに、びっくりするほどむくみが楽になったのを実感していました。しかし、ここ数日はちょっとむくんでダルいかなーという日が。。。というのも、そろそろ生理が始まるタイミングなのです。私は生理前になるど身体がむくみやすく、体重も増えてしまうので、この時期はある意味仕方ないといえば仕方ないかな?
でもいつもの生理前に比べたら、むくみが全然軽いし、体重も増えずにキープできてきます。これは自分的にはかなり効果があると言えます。

肌の調子が良い

これはちょっと新しい発見です。
私は生理前にむくんで体重が増える、と書きましたが、それに加えて生理前になると肌が荒れてしまうことが多いんです。毛穴が詰まってしまったり、吹き出物ができてしまったりしてしまいます。しかも、今は11月。オフィスでも家でも暖房の影響で肌が乾燥しやすくなっている時期です。乾燥すると余計肌の調子が悪くなってしまうんですよね。

ところが今回は肌荒れしていません。劇的に美肌になったというわけではなくて、調子の良い状態のままで安定している感じです。ずっと調子がいいので「なんだか最近、調子がいいなー」と思っていたんですが、多分これは、食生活の変化が影響しているんではないだろうかと思うようになりました。

インターネットで調べると、日本語では「グルテンフリーで美肌になる」という情報がチラホラ見つかります。でも、ちょっと調べただけでは、本当にグルテンフリーが美肌に根拠があるかどうかは不明でした。もしかしたら、パンなどを食べる機会が減って和食中心の食生活になったことで、ニキビなどの原因になりやすい乳製品や脂肪分の摂取が減った結果かもしれません。



バンクーバーは外食でもグルテンフリーのメニューが選べるお店が多い

グルテンフリーのマフィンが買えるコーヒーショップもあります。
ところで、改めて意識してみると、バンクーバーにはグルテンフリーのメニューが選べるお店が多いことに気付きました。パスタを出しているお店でも「グルテンフリーパスタ選べます」とメニューに書いてあったりします。また、うちの近所のパスタ屋さんも、つい最近「グルテンフリーパスタも始めました」という看板を出していました。お客さんの要望が高いんでしょうね。バンクーバーに住む人たちは健康志向の強い人が多く、その点をジョークにされてしまう程ですが、やはりグルテンフリーに対する関心もとても高いみたいです。コーヒーショップでお茶していたら、お客さんが店員さんに「これはグルテンフリーですか?」と質問しているのが聞こえてきたこともあります。飲食店業界にとってはグルテンフリーの流行にどう対処するかが鍵になりそうだなーと考えさせられてしまいます。

ということで、次はグルテンフリーのメニューがある美味しいお店を紹介したいと思います。

30日間達成まで残りあとわずかですが、引き続きゆる〜くやっていきます。