2012/08/06

Vancouver Pride Parade 2012


8月5日(日)バンクーバーではおそらく年間で一番盛り上がるイベントであるプライドパレードが開催されました。

プライドパレードとは

ご存知の方も多いと思いますが、プライドパレードとは
レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどの
セクシュアルマイノリティの文化を讃えるイベントであり、権利獲得を求める運動でもあります。
世界の色々な都市で開催されているイベントですが、
東京では、運営の難しさから開催される年とされない年があるようです。
また、モスクワではパレードに対して暴力的な弾圧が行われるなどしており、
現状では、どの都市でも開催できるというわけではありません。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では、2003年に同性婚が合法化されています。
その2年後、2005年にはカナダ全土で同性婚が合法化されました。
同性婚の合法化だけがセクシュアルマイノリティの権利を認めるものではありませんが、
カナダは世界各国の中でもゲイフレンドリーな国として認識されています。
参照 Gay/Gender Issues: Top 10 Gay Friendly Places to Live

ということでパレードを見に行ってきました

地元紙 The Province の記事によると、今年の来場者予想は65万人、
さらにパレードに前後して行われる24の関連イベントと合計した経済効果は
およそ7億ドルにのぼると予想されていました。
参照 The Province: Pride ‘party weekend’ expected to draw 650,000 people this year

うーん、ものすごい規模ですね。
そのパレードが家の近所を通るというので、これは見にいくしかないと
日焼け止めをしっかりと塗って出かけてきました。

海沿いの道路近くの歩道から見たので、雲一つないスキッと晴れた空と、
きれいな海を背景にパレードを楽しんできました。

銀行、スーパーマーケット、ドラッグストア、テレビ局などのスポンサーや
市民団体、キリスト教会、学生生協、教師の団体、弁護士とロースクール学生の団体など
本当にたくさんの団体がパレードしていました。
今年のミス・ユニバース カナダ大会で一度、性適合手術を受けていることを理由に
参加資格を剥奪され、その後に参加が認められてニュースになったジェナ・タラコバさんも
参加していました。


パレードはおよそ3時間ほど続いていたようですが、1時間以上も直射日光の下にいたので
疲れてしまい、途中で断念し、家に帰りました。
家の周りも、ものすごい人・人・人...マクドナルドの混雑ぶりも凄かったです。

ティーンエージャーの団体

パレード開催当日は横断歩道も虹色にペイントされた


さまざまなプラカードを手に歩く参加者

キリスト教の団体は
「キリスト教会がLGBTコミュニティを傷つけたことを心からお詫びします」
と書いたバナーを持って登場
アーニーとバート、よく見ると結婚指輪をしている

女王(のコスプレをした開催委員長)

Vogue

全くかわいくない警察のマスコット


全くかわいくない警察のマスコット その2
ミス・ユニバース カナダ大会に出場した ジェナ・タラコバさん(トランスジェンダー)

LGBTQ Seniors Have More Fun! 


緑の党カナダ
医療用大麻の団体

ポリアモリー(複数の相手と同時に恋愛すること)の団体

地元のホッケーチームも参戦



移民・難民のグループ
他にも、以下のようなサイトで写真をたくさん見ることができます。
The Province
http://www.theprovince.com/life/Celebrating+2012+Pride+Parade/7045034/story.html

Go to Van (日本語サイト)
http://gotovan.com/photo/slideshow.php?





0 件のコメント:

コメントを投稿