2012/06/10

Inside the Jimi Hendrix Shrine

5月27日の投稿で取り上げた Jimi Hendrix Shrine の一般公開が6月から始まったので
建物の中を見てきました。

バンクーバーには、観光シーズンである夏の間(6月〜8月いっぱい)だけオープンする施設が結構あります。
この Jimi Hendrix Shrine も例に漏れず、夏の間のみ一般公開されています。
オーナーのVincentさん曰く、一年を通して公開すると赤字になってしまうのだそう。
入場は無料で、Tシャツなどの販売と募金で運営しているそうです。
ということで、一般公開されている期間以外は、シェアハウスの一室として貸し出されています。

ちなみに、この建物がある一角は近年開発が進み、周辺にはたくさんのコンドミニアムが建設されています。
不動産デベロッパーからJimi Hendrix Shrine の土地を購入したいというオファーもあるようなのですが、オーナーのVincentさんは、買い主がジミヘンにゆかりのある何かを設置しない限りは売却しないというポリシーのようです。
参照:Owner Vincent Fodera stands firm on Jimi Hendrix Shrine (straight.com)

友達がこの部屋に住んでいたので、公開されていない時には行ったことがあったのですが、
公開中に行くのは初めてなので、中の様子を中心に写真を撮ってきました。
手作り感あふれる Jimi Hendrix Shrine の雰囲気をお楽しみください。


Jimi Hendrix Shrineの看板。オーナーによる手描きのイラストがアットホームさを演出。
これは表の通り(Main Street という名前の通り)から見える看板です。
この赤い看板の裏はシェアハウスのキッチンになっています。


真っ赤な外観が特徴的なJimi Hendrix Shrineと偶然通りかかった散歩中の犬。


中の様子。内側の壁も真っ赤。


幼い頃の写真なども展示されている。よく見ると本のコピーのようで著作権についての但し書きがある。

T シャツなどのグッズを販売している。そして人形の顔がこわい...

庭。窓からジミヘンが顔を出している。

以上、Jimi Hendrix Shrine の写真でした。

ほかにも、庭に祭壇のようなものがありますが、
そちらは飾ってある花が造花だったりしてちょっと悲壮感が漂っているのと、
見慣れていることもあって、写真を撮らずに帰ってきてしまいました。

とても小規模な施設ですが、元住人の話では一般公開していない時でも
ほぼ毎日のように通りがかりの人が興味を示したり、
「ここ知ってる?ジミヘンのおばあちゃんがレストランやってた場所らしいよー」と
話しながら建物の前を通って行ったりしていたそうで、案外人気があるようです。

夏にバンクーバーを訪れる機会があれば、ちょっと行ってみるのも面白いのではないでしょうか。

住所などの情報は以下の通りです。
207 Union Street, Vancouver, BC 




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